チチカカ湖

いつだったかな、でも今年の話だ。ペルーのドキュメンタリー番組を忙しさの中で見れなかったものが今再放送されている。ふと息をつく瞬間失われた時が息を吹き返す。それはアメリカ行きの航空券の入金を終えた日の出来事、南米が呼んでるのかな。
文字を持たない人々の暮らす大地、その中で受け継がれていく生活。時の中で失われた文明も。
インカはマンコ・カパックが生み出したらしい。そういえばネイティブアメリカンも文字をもっていなかった、踊りや歌、おとぎ話の中に語り継がれた生命の記録。
インカの中ではチャスキという飛脚の運ぶキーフと呼ばれる糸によって2000キロの距離を越えて情報を伝える。糸は人と人を繋ぐ象徴なんだね。