2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アイスルコト

何かの調べによると、人は別れた相手と全く違う人を好きになるのではなく、何かしら、同じものを持った人を愛するらしい。 何かが過去をえぐり出すように発作を起こし、脳裏をよぎる、影。それもやがてはアマイカゲに変わるだろう。 愛すること、愛したこと…

クイズ

あんたの出すクイズ。それは答えを胃の底、脳の細胞から絞り出したところで正解なのか、あんたが笑ったそれで正解なのか、わからない。 あんたなしに、残されたクイズの答えなど考えても、机上の空論にしかならない。何て言えばあんたは笑う?答えはあんたの…

シアトルの路地裏

路地裏、それはそこのゴミ捨て場に置きざられた剥き出しの生の心臓みたいでした。 ゴミだらけになっても、トクトクの鳴き続ける音が存在の証明。いつか誰かが踏み潰してしまうかも、拾い上げてくれるかもしれない。それすらもない、そこは普通の人は寄り付か…

空の肌

秋肌、ゆっくりと夏肌の色を柔らかい色で染めていく、秋の空はやさしい色です。孫を喜ぶような笑顔と皺のある手のひらみたい。孫とは秋の収穫達。孫を見るって人生の収穫なのかもしれない。噛みしめると、人生のあらゆる瞬間が、脳裏を回り始める…回想。 秋…

空とあなた

生きるものの生命力が太陽の光を生み出している。 亡きもののやさしさが星の光を生み出している。 ただ空を見上げると、あなたのこと思い出します。青い空も曇りも雨も雪も嵐も、あなたの心変わりを思い出すよう。

種明かし

本当は最低な事なんだけど、昨日の内容を暴露しようと、思考回路を公開。 ○○○○は2つの候補がある、簡単なのは、FUCKでもう一つはLOVEなんです。この二つの言葉はLOVEにしてもその行いは、メイクラブしたらモザイクかかるし、FUCKなんて言葉…

それは

言葉で絵を描くこと、デジタルは僅かな数字で存在している、だからきっと可能。 でも機械じゃないから、不完全よ。つまりは不可能は可能に転じる可能性もエラー次第。 いつも昨日の事だけは言葉にならない。百科事典をいくつ並べても、叫び散らしても、泣き…

一年

季節が2つも過ぎて、もう振り出しの時。一年前に動き出したもの。僅か半年のうちに急加速と過密。 思い出の曲の言葉の意味も今じゃ君の感じたように感じれる。 打ち明けられた過去と痛みは、受け止め、受け入れることから、今では背負うものに変わった。胃…

1コマ

ある日常の1コマ。 男は心臓を彼の胸からえぐり出して、女の前へ差し出した。心臓は彼と繋がったまま大きな鼓動を響かせている、彼も彼女も平然とニコリとしたままだ。 すると彼女は子宮を開いて、あの鼓動の音を民族の太鼓の音のように、子宮からメロディ…

夢の中、人が死にました。きっとそれはその人がとても大切な人だから。 夢の中、人が生きていました、それはその人が忘れられず、今も大切な人であるから。 大切なものだけが記憶の中で濃縮されて、時間を時間を縮めていく。干上がって干上がって、忘れ去ら…

人間失格に寄せて

秋の空が橙色に染まっていきます。回る換気扇の音が時の流れを象徴するように淡々と響いています。 忘れてはいけない罪というものは、神様がじわりじわりと意地悪く償わせてくるのです、遠くあなたの感じた痛みというものを全く他人に反映させ、また胃の底を…

積み木漁り

積み重ねられた、音の円盤を抜き出したら光が差し込んだ。これは?空白から突如として生まれた光、それはベルリンの壁が崩壊したときと似てる、失うこと、捨て去ること、ぽっかりと開いた闇へどうぞ、光さんおいでなさい♪ 閃光と破裂、消え去るのならその眩…

秋風

生まれた大地に根を張るように立ち続けてる人々。生まれた土地に吹く風に乗り旅する人々。 そこに太陽があるならば恵みの雨は降るでしょう。やがて雨は嵐を呼び、荒れ狂う風の便りは、遠く大海原を越え、やさしく言霊を届けるでしょう。風の旅人へ、大地の住…

ツヨク

人は強くなるほどに孤独を背負う。 それでも誰かを包み込む強さをもっと 神の愛、大地の恵み 今日の雨は甘い。 温かな雨が心に染み込む。 心を強く、抱きしめるだけでは足りぬやさしく強い力を心に 孤独を包み込む強さを心に。

みどり

葉を開いて、満開の花のよう。緑が咲き乱れるなんて、夏の香りね。 そういえば緑色の花などみたことないわね、美人の人を華と呼ぶが、普通の人が植物みたく、緑色ではないし、不思議である。気付けばこの緑僅か数ヶ月の間に大きくなった。 あるひとつの気持…

after you had gone

after you had gone and burned out. you left me the ash. I can't touch or grab your ash. the ash is just fading out with windy days. If the rain touches the ash, it dosen't form you anymore. My fucking tears too. hey hey hey hello hello hel…

Two Stars

都会の星空は田舎の夜景、田舎の星空は都会の夜景。 今住む街の夜空に星などないと思っていた明け方の空に二つ輝く星。去っていくだけの車の音に、虫のざわめき声の中二つだけ輝いていました。 僅か離れているうちに春に枯れてしまいそうだった、この街で共…

胃袋でモノを感じるとカートは言っていた。そして彼の痛みは胃を通して発せられ彼を苦しめた。秋の音色が今 響きました。鈴虫の声が何を伝えようとしているのでしょうか。ただその音色は胃の中で響いて、少しやさしく反響し、山彦のように繰り返し鳴り響き小…

沈静罪

吐き出すことでしか、平らに眠ることができないのです。胸を張って大通りを歩くなんてこと尚更できやしない。 それは大女優にでもならない限り実現しない、それは演技するということを更に演技することなのであるから。 不可能を手にしようと苦しむ感覚は同…

ただ

この世の人々は、ほらそで躓いた人も、TVで誰かを殺し、また誰かに殺された人も、不可解な男と女の何らかの事情の中から生まれた人間なのです。 大人はただ子供という小さく、とてもしなやかに強い生命体に負けじと日々せっと働くのです。ただ体のハンデを…

ふっと

何も生まれないような、繰り返される動作の中である種の時間は止まる。止まった時間の中で時計は回り続けているが誰も過ぎたことに対しての後悔の念は持たない。体も感覚も衰えている事に気付く術などない。 残るものとは夢の中で消えていく幼い夢の破片。ひ…