東京ララバイ

東京ともお別れです。旅の途中生まれる感覚はどこにいても同じものがあります。
それは熱めのシャワーと無添加な味によって埋まるもの。
ニルギリススヌーザーで見たまま流れるように買ってしまった、しかもリミックスだ。
昨日偶然にも、上のクラブにスヌーザーが来てた。その下の階でジャズを聞いてたんだけどね。セッションとか即興とか自由度の高い音楽っていうのかね、ロックもそうであったし、今も。音楽を考えるっていう意味でいい勉強になりました。昨日のジャズが。
ジャズは殴り合い的なところもあるし、ドラムがまぁまぁなんていいながら仲介してたり。奇妙です。
そんなこんなで、しらふでいる必要はない。ツケは後でしっかり払うよ。だから1+1が0になる。なんて思い浮かびました。
遂に鬼束ちひろがシーンに帰ってくる。
カリスマ、俺の言葉のカリスマ、GRAPEVINEの新譜も出る。
インタビューみたら、10ある感情を1で出すものが多い中で、GRAPEVINEは10出す。たしかにあの混沌とした詩にしっくりくるのです。
どうしようもないから仕方がないって思える。って屁理屈みたいな正論、最近俺もまたある種の諦めは増えたなぁ。
あっそうそう。人間は生き方の素晴らしい人と遺すものが素晴らしいっていう二つに分かれると思う。
んなことはないか…でも素敵に生きる人は何かを遺すよ。
有名な話、素晴らしいものを残した人が人間性を問われる必要もないってことだよね。
胃がギリギリ痛むよ。酒のせいだ。ちょっと飲んだことで救われた気もしたけどね。しらふでいるなんて東京じゃ大変なことだ。
歌舞伎町のキャバに行ってみて思えば、シンプルだよね。男は楽しむ。女は金を掘る。
キャバは体目当てで行く訳じゃないから、顔じゃなくて、喋りなんだよね。喋り合える相手が来れば幸い。弾まないと逆にこっちが試されてる気になる。そう思ったら不公平なトークバトルですわ。男にお金は入ってこないからね
仕事が営業だからちょっと良い勉強になりました。スキルアップしねぇとなぁ。喋りの駆け引きは凄く面白い。何事にしてもこの駆け引きだけは鋭くしていたい。