ナマモノ

リアリティなどない。
今の生活が幻とて何も思わない。もし幸せすぎると感じたなら、それが幻であれば良い。
失うことほど、虚しいものなどない。だから幻であればよい。
誰かが笑っているなんて現実、その人がいくら笑っていようが、面白おかしいことことなどあるわけではない。
どうやら飽きてしまったよ。毎日延命するような日々など価値もない。
絶体絶命のような日々だけが、生命を呼び起こす。
騙し合いの日々なんてとるにたらない埃まみれの誇ることなど何もない。あの人みたいに世界を愛せたら楽だと思った日もあった、結局、世界なんてクソだと言う方が小綺麗で居心地が良い。