アダムとイブは禁断の機械に○○した

と俺はワシントン州はエレンズバーグってとこにとんでもない理由とか絶対的権力に押されることなく、来ているこれからやく9ヶ月プログラムってやつに身を置くことにしたんだ。911のテロで青く透き通る海やら青く透き通る空を飛ぶ鉄の鳥やらを未体験のまま、期待せんはずのない初海外、飛行機ってのを済ましたままこっちに住まざる得ないのです。
多分今の俺は鉄の鳥よりは自由だが本物の鳥には勝てないな。
うっかり前世はライト兄弟の三男でしたと、ホラ吹いて生きていこうかなと。

飛行機初体験にて喋ろうかと。
あの翼がアカンな、飛んでて外の景色は確かに現実的で、脆いくらいに美しいってもんだけど、翼がな、まぁ自然に不法投棄されたゴミみたいな現実を見せてくれるんだ、翼がなくなりゃ俺は現実に戻れる保障はないくらいの傷を地面から与えられるんだろうな。
それでグッドラックってドラマの中でもドラマチックな着地の瞬間は実際にはただ起こすことしか考えずに作られたアラーム時計みたいだ、鳥の声で目を覚ますなんて甘くない。そんなんで現実に帰ってきたら、まぁ地球であるが、自分の生まれた大地とは違う、大陸を踏んだりするのよ。

こう飛ぶことを考えると自分は重力に抑えられているのか、それとも我が身ことカラダってのに飛ぶ自由を奪われているのか?と。
孔雀の羽は確かに恐ろしいくらいに綺麗だが、カラスの羽でもとべるんだろうな、生き抜くために各々が変化し進化し今のカタチやカラダってのを持ってるが俺らはこのカラダってをもっと自由に使いこなそうって日々生き、力尽き結局、手放す。魂って状態は自由だろうけど、社会の中で心を常にオープンでいることが困難なくらいにカラダの中にしまっておかない限り傷つくんだろうな。

おっと時間だ、太陽が真南を超え西に沈もうとし始めた。