気球にのってどこまでも

髪の毛がたんぽぽの綿毛みたいで
俺はどこまでか飛んで行く、風まかせ
俺は根っこを失って消えていく
乾いていく、さかさまに空が呼んでいる
大地よさようなら
俺は海の底へ沈んでいく
時の流れに逆らって、俺はもう長い間生きていたみたいだ
肌が塩に、水に溶けていく、忘れてただけなんだな
ここが終わりなのか、始まりは目にも見えない粒

友人にメール書いてたらおもしろいことを思いついたので抜粋。

屁理屈をこくとだなー、一緒にいて空気みたいな奴をなー掴もうたって無理だ
空気だぜ?掴めるわけがない、すぐ手から逃げてくし(笑)
そんな奴は吸い込むくらいがいい。無理やりに掴もうたって無理だ
俺ら生きるために、無意識に呼吸してる、つまり自然に無意識にしてたら
空気みたいな彼を吸い込めてしまうってわけだ。