ジャマイカンスピリット

here-there2005-09-18

なんだかボブのコミュニティじゃ盛り上がってる討論がある、ジャパレゲは実際どうなのか?みたいなのだ、ジャマイカ産の真似じゃねぇかとか。俺はそこまでそっちの事は詳しくないし、たいそうな事は知らん。ただルーツレゲエが好きなんだ、ボブに始まってね。
バティマンとチチマンとか、ゲイを罵るMCがどうとかって、DJの話だったり、ガンジャのことだったり。何しろあっちの討論は死ぬほど長いので読む気も書く気もしない。
レゲエだけど、ボブ達のルーツレゲエってそうだったっけ?って思う。ボブのメッセージは
あの貧しいというか、苦しい街からの叫びであり、世界中の民族解放へのメッセージが強い、自由と平和、愛に尊敬、ボブの説得力のあるメッセージが心地よいレゲエのリズムに乗せられ、聴く者を躍らせ、その場を一つにする、ONE LOVEだ。
世の中に蔓延る、理不尽に対して彼は怒り、優しいメッセージに変えた、彼は言った、音楽とは究極の武器である、人を救い癒すものだと、彼の曲達は人と人を切り離すものではなく、繋ぎ合わせるものだ。まぁということで、バティマン追放の話ではない。自分にない物を最大限のリスペクトを持って理解しようとする試み。
ガンジャに関してはまぁ賛否両論であるが、様々な文化において、幻覚系のものは、神との交信において重要なものであり、神聖な物である。ラスタにおいてもそうだろう、リアルなラスタマンは菜食主義だったりで様々。ボブも神と繋がるためのものとして捉えていただろう、時には快楽としてでも。遊びでやったとこで得られるのは快楽だけだろう、そして馬鹿ならそれが丸出しになるだけだ。
最近日本産でSpinna B-Illなるものを紹介してもらった、彼のメッセージは、しっかりボブ達の残したレゲエの在るべき姿、意志を継いでると思う。
要は音楽っていうのはまぁ精神の問題だなと、どれだけ、心の奥底にあるメッセージを曲にたくせるかってことかな。まぁゲイ追放も本気でそう思うなら、思っていられるうちはそれでいいじゃん、ただ長続きはしねぇだろうな