消水

here-there2005-11-16

アダムとイブは、2人で毒林檎を食べたそうだ、二人ともその青と赤の二つの林檎をタダの旨そうな林檎だと思って食べたそうだ、神様はしっかりその林檎に毒を仕込んだにも関わらず二人は、腹を満たし、性欲をみたすためにファックしたそうだ。やがて2人は透明人間を出産、透明人間の吐く息、肌の熱はとても温かい、ええ彼はそこにいます、何だか温かいでしょ?彼がそこにいるのです。彼の声は天の声。彼の血は物事を透明にして、真実を映し出す、彼の全てを裸にする血ですら真実は剥ぎ取れない。いくらいくらもがいても、真実はそこにいる。何しろ真実は剥きだしだから、何も剥ぎ取るものはない、裸。裸にならないと子供は生まれない。
世界中の彼らの子孫こと透明人間が影で傷つき、血を流すのなら地球が丸裸になり、そこへ新たな命が生まれる。変わっていくだけ、失って、また産むだけ。
モナリザは足をくすぐられていて微笑む、あと30分もすりゃ起こりだして取り乱して、諦めて、涙でも流すだろうに。青と赤のコントラストはただ血が海へ流れるだけ。
神様は人間に愛を作る精密機械を埋め込んだ、ただ神様は取り扱い説明書を渡し忘れたので、人間が勝手に書いた、それが聖書だったり経典だったり、コピーされた劣化品はやがて教科書と呼ばれる、焼いたらただの灰、破り剥いでも、残るものはない、そこには何もない。
人間は神様を描き出した、だがなんだかおかしい、アイドルよりブサイクなのだ。見た目で判断する人間はやがて、ただの低音に打ちのめされる。そしてより毒と金に真実を包み込む。金は表面張力で浮き上がる、真実が金を拒むので、彼らは喧嘩した。諭吉のことは誰もよく知らない。諭吉は玉を打てば一時間程で死ぬ、転がる石でもみてりゃ3時間ほどで死ぬ。なんだかみんな諭吉を見れば目を輝かせるのに、すぐに殺してえがおでおさらば。