ぶりぶり

情報の波に乗ります、ネットサーフィンの波は今日も穏やかで、道端には古い新聞が舞っていて、ホームレスがマガジンを並べております。TVの言葉は今日も新しく生まれててなんだか少しほっとするのです。
昨日の言葉はすでに忘れて、ふらふら今日も路頭に迷い込む。今日の言葉はひらひらと冷たい雪にのって舞い降りる、天使の言葉は甘すぎて何だか胃袋が溶けそうなくらい。
悪魔の言葉だって甘いが後味は最悪のシミを残す気がするわ。
波乗りして、宇宙の海原で一人、浮き沈み、船酔いは無縁、渇きと空腹が今日も胃袋をしめつけるのです、情報は食っても無味無臭だがなんだか脳みそにひっかかる黒い影を残す。ポリープな喉は今日も嵐の夜の葉のこすれる音を生み出す、これが神様の作った世界1美しい声なのかと疑問を抱くも、やっぱり自然の音と並び、いつかどこか、心に響くことでしょう。声だけではなく言葉を介せばその声はいともたやすく意味をもち、ゆれる声になるでしょう。