K’s Will

here-there2006-07-01


錆びて朽果てていくくらいなら燃え尽きた方がマシとKは引用ながらも残した。焼けつくような喉、破裂した心、破壊されたステージ、澄んだノイズ。ジリジリとぬるま湯につかる幸せもある、というより大多数そう。爆発するように生きて消えていった人々、その後の虚しさに耐えれず消えていく、いや満たされて消えていく人。たとえ燃えつきても、そこに残る暖かさが幸せなヌクモリであって欲しい。ささやかな温かさに身をまかせていれたら幸せだろうに。どうせ吹かれるなら、初夏のさわやかな軽い風、流されるなら南国の青い海の波が素敵。穏やかなヌクモリと共に生きる。