キーン

言葉の世界にただいま。しばらく離れていました。遠くから宙に浮かべたような言葉の空で飛ぶことはしなかった。ふわりふわりと飛んで行く言葉たちを眺めていました私は。この私はという言葉、それが羽根なのです。
KEANEのUNDER THE IRON SEAの曲に羽根を手渡され、海の底、暗く重苦しい、鉛のような水圧も、水上の宇宙までの重力も越えて、舞い上がる羽根を。
彼の書く詞は恋愛において共鳴する。美しい叙情的なメロディーに乗せ届いた羽根。
私はBROKEN TOYみたい、でもTRY AGAINするよ。たしかにPUT IT BEHINDすべきだよ。でもそれ以上にSOMEWHERE ONLY WE KNOWは大切です。EVERYBODY'S CHANGINGでも人生にHOPES&FEARSは必須忘れちゃならない。いつかもう一度行ってみないかい?この鉛のように重苦しい海を越えたら。
私達は航海してる、探しものが見つかったら、またあの場所を訪れてみないかい?
まるで息をするかのように、シンクロしていくKEANの歌に。