空の肌

秋肌、ゆっくりと夏肌の色を柔らかい色で染めていく、秋の空はやさしい色です。孫を喜ぶような笑顔と皺のある手のひらみたい。孫とは秋の収穫達。孫を見るって人生の収穫なのかもしれない。噛みしめると、人生のあらゆる瞬間が、脳裏を回り始める…回想。
秋に孫が生まれたら素敵かもしれない。
秋の味覚から幸せを、冬の悲しみの前に温かい幸せを、虫の鳴き声が鎮魂歌に聞こえる時、夏をともに過ごした小さな命が眠るとき。
バイバイ。