宝物

Jewelという浜崎あゆみの曲の歌詞がどうも意識を刺激する。
宝石、埃まみれの箱の中で開くとキラキラと輝くもの、例えば幸せな思い出。心を開いて向き合う人。
たとえ箱が壊れても、ふっとため息で舞い散る埃の中輝く素敵なもの。
体が汚れても心はキレイなんていうキレイ事、心などあまり他人に見せるものでもないが、大切な人の心を宝石のように大切に想えることは奇跡のように素敵な事。
深い悲しみを少しでもわけてほしいと願える心を大切に、そう想えるとき二人の宝石は照らし合うように、暗闇の中に光をもたらす。
その光は痛みを和らげて、しかめた顔を微笑ます。
いつだって他人は自己を映し出す鏡のよう。鏡に映る自己がやさしい顔をするとき、その相手を大切に想う。