タイムトリップ

映画好きな人が勧めてくれたサヴァイブスタイル5を見てた。映画は映画館で椅子に縛りつけられないと、一本通して見れない。ちょっと異常な人間の生活が絡み合っていて、妻を殺し続けることで生きる男、CMを作ることで生きる女、人生の意味を問い続ける殺し屋と通訳。色々。
気付けばタイムトリップし始めていて、いつもこのせいで眠ってしまったりザワザワして見るのを止めている、思い立ったように、スピナビルの何度もを流して、音楽は大きな音で聞くべきだ。ケンジジャマーのギターの音が落ち着かせてくれて、寝起きの枯れた声で少し歌った背伸びするように深呼吸するように。
そしたら歌のせいで過去に愛した人を思い出した。胃袋がざわつく。キスしたときに小さなあんたが胃袋に入ってきて、今でも時折暴れたり寝ころんだりまったく気まぐれ。
忘れたなんて言ってみたけど、やっぱ愛しい。そしたら突然この孤独な部屋が愛しく見えたんだ。別の人が心臓か肺のあたりでにこにこにっこりしてて、手を伸ばしたら心臓を握りつぶしそうな感じ。お風呂に入らなきゃ。映画も見なきゃ最後まで。
やっぱり痛みと悲しみと孤独は愛しいものです。what's your function in life?
そんなものあってないようなもんだ。the answer is fuck this fuckin' life off。