ギャンブル

あなたはそっと微笑ってくれるから
明くる朝とうに泣きやんで居るのさ
此の小さな轍に、アナタ呼吸ヲシテイ居ル
蝉が喚いて夏の到来を知る
其の都度何故か羨んで居るのさ
此の戦地で尽きたら、何カシラヘノ服従
帰る場所など何処に在りましょう
動じすぎた
もう疲れた
愛すべき人は何処に居ましょう
都合の良い答えは知っているけど
中目黒駅のホームに立って居たら
誰かが急に背を押したんだ 本当さ
此の勝負に負けたら、生キテユク資格モ無イ
飼い慣らされた猫の眼で
鳴いてみようか
やってみようか
愛すべき人は何処に居ましょう
予定の調和なんて容易だけど
声を出せばどなたかみえましょう
真実がない
もう歩けない
灰になれば皆喜びましょう
愛していたよ
軽率だね


気付くと朝から柿ピーしかまともに口にしていない、柿ピーという響きすら滑稽にも思え、何も口にしない方がマシ。
昨日はギターを弾いてみたら、自然と歌えたものでした、今日は何もまともに感じません。
椎名林檎の17を昼寝前に聞いたら、10代のあの頃へ戻ってしまった、あの人はどうしているのか、夢に見てしまった。
ただ椎名林檎の声だけが、聞こえるとでもいいましょうか、あの声だけがここいくらかの日々の中で共感できるものなのです。
ギャンブルという曲ばかり聞いているのです。
何故に人はにやついたり、驚いたりといちいち出来るのかを忘れてしまいました。