不意

肌寒くなり、冬を想います。
昨年の冬、日本に思い出などない。
ただ数日だけ覚えている冬はエレンズバーグで過ごした数日間。
雪が降っていて、薄暗くて、もやもやと酔っぱらっていた。
他にも何かあったかもしれないけど、どうでもいい。不思議と印象にない。
親しみを込めてエレバ。人の温かさが身に沁みて凍てつく冬に暖を取りました。昨年の冬にもっとも寒く暖かな日々はエレバ。
今年の夏だって思い出など欠如している。
あれは日本が最高気温を記録していたような真夏日。埼玉で生ビールを飲んだ。それくらい。
肌寒いだけの秋。もうすぐ23か、錆び付いていくくらいなら燃え尽きた方がマシ。へいへいまいまい。へいとへいとまいせるふまいせるふ。
幸せなアホ面はもうしない。
何とかマシにやろう。
不意にアホ面など下げてたまるか。不幸で目つきのキツいのがマシ。