インディゴチルドレン

少し不思議な空間に立ち入ってしまったような感覚。
インディゴチルドレンはいわゆる学習障害というADHDなどを抱えている場合が多い。
仕事で出会った1人の女の子。
タレントになりたいと聞き、過去に一次の書類審査は合格していたという程で、可愛い女の子。
その前に母親から学校へ行かない、あまりに子供っぽいなど色々聞いていて、少し仕事上の不安はあった。でも話した瞬間にその不安は消えた。
凄く素直でやさしくて、妹思いのこで、話す言葉に芯がある。テストは5教科合わせても10点と言っていたが、とてもそんな風に感じない。
色々彼女は話してくれた、好きな男の子のことや、習字が日本のコンクールで銀賞だったこと、劇団に急遽出演したこと。将来のこと。
もしやと思って、生まれた頃左利きだったでしょ?って聞いたらやはりそうだった。
今日なんか、歌ができたと歌ってくれた。学校の先生と伴奏もつけて一週間かけて創った歌だという。なんかそれはとても澄んだ心にふれた気がして嬉しかった。
彼女に勉強をしろといってもしないだろう、ただ彼女に表現者としての才能を感じたので、アドバイスをする感覚で話した。
何だか最後までずっと色々と話したり、手を振って見送ってくれて、どこか友達みたいな感覚。
いつか彼女がテレビなどメディアを通して見かけることがあるかもしれない、彼女はアーティストだから。
彼女を孤独が襲う日が来ても、表現が彼女を救うことを願う。
不思議な感覚に包まれたのは言うまでもない。
インディゴチルドレンとはあのこような人を指すのだろうと感じた。
学校の体制の中では息苦しいだろうと思った。何か今、学校も彼女のような子供のために変化しなければならないだろう。