呟き

吐き出すことができない。行き場のない想い。
三ヶ月くらい前に巡り会い、何故か落ち着ける相手だった。わがままでいい加減な女。
幻みたいな関係、でもふれあっていると、ピタリ絡み合う感覚。重さ、肌、呼吸、その全てが心地よくて。
度々起きるシンクロニシティー。
その度、どこか繋がっている気がして、とても幸せだった。
糸の歌詞だったり、KREVAのくればいいのにを何度もふたりで歌って、その度に歌詞が身に染みる。
会いたいときに会えない。すれ違うスケジュール。笑顔みれるだけでまた好きになる。目覚めた途端会いたくなってる。
出会えた日のこと忘れられない、これ偶然じゃ語りきれない。
全てがうまくいかなくていい、だけど運命が、ふたりを切り裂いてしまわぬように、僅かでいい、糸ほどの細い何かで繋がり続けていたい。どんなに細くてもいい、決して切れることない糸で繋がっていれさえいれば。
想いを言うことは簡単。だけど伝えることは容易いことではない。
ただ目の前の闇や霧、悲しみに未来が消えてしまわないよう。
彼女を痛める原因を知るが故、彼女のそれ故に流した涙が胸を締め付ける。
神様、もし願いが叶うなら、絶望だけはさせないで。