さまよう

言葉が欲しくなって、GrapevineのSingを今更買った。
頭の中でいつも想うということの歌詞が流れていて、君が何かを思ってぶつかるなら明日には晴れそうですとか。そんな歌詞。
日本屈指の共感でき、尊敬する歌詞を書く人。それが田中和将
近年、彼の歌詞は大切な人の存在を思わせる程に温かかった。
今作、一行目から鷲掴みにされた。
そう笑い合うことを
きっとわかり合うことを
空は歌い 風はうたい
ただそれを誰が歌う
そうここにあるのをずっと歌えなかったよ
愛しみは
よろこびは
やり場のない
この想いは
聞えるか
聴こえるか

細かいことは言わない。キリがないから、共感しきるよ。あきらめる事へのしょうがなさと、闇、希望感覚。
やりきれない想いと僅かな希望の歌。

俺はあなたなしの未来ってのをどうやっても楽しく想像できやしないんだ。あなたといる未来はいとも簡単に幸せと思えたのに。
強がってみても。リアリティがない。
会いたいな。
笑い合いたいな。
いつも通りに。
言葉も届かない。
会うこともできない。
想いの力しかない。
奇跡。