カーマポリス

想う事に、飽きたというのか、麻痺した。
音楽に浸かって生きていこう。もうそこしかねぇ。ある種、最後の希望だ。
いくつもの別れがあって。その度に失望してきていて、俺がもう少し破滅的な感覚もてたら、ただ痛みを誤魔化すための意識的な調整で、とうとう麻痺が酷くなってきた。
俺は自分がかわいいなんて事、思えもしない。ただメンテナンスはしなきゃ、俺の体はこれしかないわけだし、ただの道具程度にしか思えない。