昆布コンブ

今日は週末最終日、ということで日本にいたらアッコにおまかせをみたいところだ。異常な税だか輸送費がかかった雑誌を読み漁り文庫を一冊たいらげた、こう日記として色々な出来事を書くのも良いがついついその瞬間に感じたことから、書いていくと量が思いっきりでかくなる。

なんだっけな?まぁいいや。今日は近頃、ドツボのTHE KILLSについてかこうかな。
DAZEDって雑誌が昨日紀伊国屋で見つかって表紙をみたらKILLS特集なんてもう初めて見かけた雑誌なのにやることはエグいな。
インタビューが載ってて、CDから聞こえてくるイメージと比較してみる、こうやっぱプロの作家さんらは言葉で音楽を伝えるからね、慣れるとレビューから選ぶ目が冴える。彼らの曲から感じる切迫感つうかもの凄い高いテンションを感じさせる、あの二人の出す音に入りこむ隙間が無いようなキリキリした音の理由がわかった。もうヴィヴィのボーカルのトーンが生む空気感がブルージィでたまらんし、ホテルのギターのやっぱ殺傷力あるようなキレがシンクロしてんだよな。二人がインタヴューで言ってる依存関係にあるっていうくらいの、二人の結びつきの強さがある。二人は傷をなめあって堕ちていくわけなく、二人に生み出されるアートを高めてる。理想だな。やばいよ彼ら、だってあのシンプルな音の中に凄くぎゅうぎゅうになった感情のエッセンスがつまってる。二人がいくら愛し合ってるとしてもハッピーなラブソングってわけでもないし、クールなんだけど、燃えてる。赤い炎より青い炎のが熱いように彼らも、青い炎みたいな音楽だ。ヴィヴィからPJハーヴェイやらパティスミスみたいな女の匂いはプンプンでてるし、ホテルのギターも誰やろ?ブルースギターの真髄つうか、もうやっぱ一目で彼とわかる音がでてるし。やべぇよな。いつまであの空気感を保てるんだろうな?一回生でみてぇな。

今回のアルバムで一際肩の力の抜けたRodeo townって曲も俺は好きだ。そして今すんでる町もまたロデオタウンである(笑)こいつは何かの縁だなと。