雪男祭り

here-there2005-05-30

FRFはいけないけど、アメリカ、ワシントン州の誇るサスクワッチフェスに行ってきたとです。ステージは三つあって、規模はまーまーフジでいうホワイトがメインくらいの感じ。
やっぱねぇ何がいいかって野外はやっぱ自然ですよ、自然、バンドが何だろうが背景にある自然だ!今回はアメリカらしい川や谷を背景にバンドを見てな、広大な大地を背景に音楽を聴くのがどれだけ最高か。最初は目的が the pixiesやったんやけどね、うん the arcade fireってバンドがばりやばかった、ちかっぱフェス映えしとったとです。
通常のバンドサウンドにヴァイオリンがのるとこんなにもスケール感が増すとはびっくりだ、大自然に祈るかのごとくの音の海は風にのってた。
素敵なバンドだった、フジのフィールドオブヘブンでみたいね、いつか。ヴァイオリンの浮かぶ音が美しすぎ、こんな音を生んだアメリカの大地に感謝。

前もちょこっと書いたけど、ネイティブ言語の魔力みたいのをちょっと最近感じるんだな。
ちょっとした一言からその言葉がもつ情報ってのに驚かされる。ほんとにちょっとのトーンの変化だったり言い回しだったり、俺らが繰り返し使ってきた言葉は、ほんの一言の裏にカナリの思い出なりの素敵な思い出を合わせ持ってる。「オカン、味噌汁」っていうだけでオカンっていう母親の親しみや優しさコミカルさに味噌汁のもつ香り、シチュエーションが呼び起こされる。ここを直にくすぐるのが、いつもここからの悲しいときであるし、松本人志の喋りや紳介の喋り、さんまとかね、司会として優れた人達はこの呼び起こしがうまいんだ
聞くものの共感をいとも簡単に得てる。人情味ってやつかな彼らの喋り方にはそんな感覚が溢れてる。

一気にAKIRAのアジアントランスと風の子レラを読み切った。また一歩人間を愛せるようになれた気がする。