アイスクリーム人生

人間なんか儚い運命にひかれっぱなしだ、終わりがあるからこそ人生は素晴らしいなんて、花も枯れる、人間も歳とれば性的魅力は消えていく、旨い飯も冷めちまえばまずい。物事には熱々な時期もあれば冷めきってどうしようもなく終わりを待つだけになっちゃうような瞬間だってある。
いやいやみなさん、アイスクリームみたいに生きるのはどうでしょうか?アイスって甘くて世界中のみんなに愛されてて、すぐ溶けてしまうようなものですが、食べた人はみな幸せを感じるし、様々なフレイヴァーがあって独自の文化を形成してる。まぁまぁみんなに愛されて愛されて、温かい空気の中で溶けていくような人生だけど、自分が消える頃にはみんなを幸せにする。まぁアイスみたいな女がいるならば男は彼女達を支えてやる、コーンになろう。周知の通り男の方が甘くないし、ビターな魅力は素敵な大人の男には必須、そしてさっぱりした性格を反映したような、サクっとした食感、アイスのように冷たくならず、溶けてしまった彼女達をやさしく包み込むようなコーンに男はなればいい。
たかがソフトクリームな話だけど、こう考えてみりゃそんな生き方も素敵だ。甘く儚い人生を・・・。カリッっとした食感と甘いアイスの混ざった瞬間は最高な瞬間だな。
人と人を繋ぐのは愛、憎しみを抱きしめてくれるのは感謝の気持ち。