ファックパッカーズ

here-there2005-09-10

二日目はもうなんとも、自力な一日。まず亀ホステルがいっぱいで泊れない、亀の速度で予約したらダメだ・・・ここでの予定、ワニカフェでライブ見て、ワシントン湖でホームレス。ここでハプニングが、昨日おにぎりの残りを貰ったんだけど、ふざけて明日はうんこびちびちやなっていったらホントに、ビチビチやった。アメリカはトイレ探しにたまに困る。TheArcadeFireの流れる素敵なCafeでコーヒーのようなうんこ。とにかく、ジミヘンに会いにいくため、モノレールでそびえ立つスペースニードルへ、でも目的は隣のEMP。ボブディランフェア中。入ってまずはギターを巨大な柱いっぱいに貼り付けたオブジェクト。ジャガーはなかった。ジャズから始まり、次は目的であるグランジコーナー、そのちょっと前に見覚えのあるジャケットWipersだ、しかもセイジのギターまで展示、驚き感動。あっMustang!だとみたらMudHoneyじゃん、Fuzzペダルまで、グランジだねぇ〜。あのジャケットの品々が生で展示、SuperFuzzBigMuffな感動。もうNIRVANAはすぐ隣!本物のKurtのギターだ、クリスのBassまで、ぶっこわれそうな感じが、ステージ破壊を思いださせ、狂気と涅槃の入り混じった感情が心を支配する、そしてKurtの歌声が蘇る。初心に帰った。あの声だよな、本物の魂、Kurtはたしかにあの瞬間生きて、最高の演奏をしてたそれが写真やCD、残されたギターに確かに刻み込まれてた。
この区画の終わりにはHYPE!の映画が流れ、よくみると、SleaterKinnyも展示、彼女達は生で見たからな、やっぱいいな、グランジのエネルギーを現在でも鳴らすバンド。
Rapコーナーじゃやっぱ生まれた頃のエネルギッシュなアートや、写真、RUN DMCがちょっとYouTheRockを思いださせて懐かしくなる(笑)あの顔に眼鏡。あの時代の音が良い。つくづく思う。
衣装コーナーじゃ、ジョージクリントンにMジャクソンやらの衣装がビッグスクリーンの下に展示されてる。Kurtが着たComeAsYouAreの時のシャツ、ほんとグッドウィルで手に入りそうなものだけど、やっぱ感動せずにいられない。
二階では実際楽器をいじれて、ギター、ベース、ドラム、全部鳴らしてきたがやっぱ楽しい。爆音に沈む。
ボブディの展示もなかなか気合入ってて好きならたまらん。目玉のジミヘン、サイケなペイントのギターや遺品、27歳ロック偉人はねぇ、たまらんな見てて、動けなくなる。俺も同じような髪型してんだけどな・・・。ギターと脳が繋がった音、彼だけの世界にふれてきました。
ジミヘンの像を探して歩き回った、終いには見当違いのユニオン湖で像の幻さえ見えた・・・タクシーの運転手だけ、道がわからない・・・どういうことだ!?通行人に負けてるぞ。おかげで大分、シアトルの地味な道に強くなった。歩いていけるって?無理じゃないけど、凡人は歩かない距離だぞ!
ジャマイカ料理を食う、よくわからないので名前で決めた、マーレーシチュー、異国の味だ
腹一杯でレゲエの曲が流れる店で心も満たされる。レゲエカレーにしときゃよかった。
とりあえずワニカフェに向かってチケットをチェック、ソールドアウト、次は火曜日、ここで今日帰る事を決意、ダウンタウン歩きつつチャイナタウンへ向かう、海沿いになんかヴァンクーヴァーにも似た店が並び、なんか雰囲気は最高だ、掘り出しものみつかるね、ゆっくりいくといい。途中過去に行ったTERIYAKI NO1という韓国料理屋を発見し、あっこうなってるのかと地理理解深まる。頼まれたマーボーの素にかつおぶしやら色々買いこんで、更に亀ホステルに締め出されたから、トータス松本のブルースアルバムを買った、いつもこの亀は最高。田口ランディのオカルトも買う、半泣きにたまになりながら読みつつ帰宅。
バス停から意地の徒歩帰宅、最後まで歩ききろうと思い。NIRVANAを歌いながら帰った。この日はシアトル音楽に浸かったなぁ。もう筋肉痛がひでぇ・・・歩くのすらビビル