砂嵐TV

どーせこんなん、最後に書きゃいいのに、今書く、だって今それを書くには絶好のフィーリングがあるから、いや書きながら乱しそう。でもな、あのな、外国にきてもな、大事なのはその人の存在感、人間性だってことだ、言葉なんかタダの嘘だろ、もしくは人間で言うファッションであり、服程度のもんだ、いくら言葉を喋ろうが続くかは人間性だ、キッカケにしか過ぎねぇ。ただな、本物ってのは一生もんだ、大体、人生なんか一生をかけたギャンブルだ、本物なんだ、だからこそ、一生もんの言葉を残して生きたい、気持ちに左右されて消えてしまう言葉は多い、信じてても裏切られるもの、切られても生き残る言葉、本物の言葉。言葉は共通であるものだが、言葉を発する者はそれは人間だ、だから人間性が重要なんだ。
あーもう発狂しそうだ・・・だからさ、もーそれが本物か賭けてみりゃいいじゃん、言葉ののろいに悩んで、それでも生き延びて、本物かさ、嘘はいらん、クズ。責任とろうじゃねぇか、えらそうな事を言うかわりに責任とったろうじゃねぇか。
これは、だからさ、関係ねぇんだ、あの瞬間からこの間にできたもんなんだ、嘘とか邪魔とか関係ねぇんだから、あの瞬間、そこにあったのはなんなんだ?アレだろ?あの時は曇ってなかった、今見えないのは忘れたからじゃねぇ、曇ってるからだ、過去だって消えたわけじゃねぇ、忘れたわけじゃねぇ、ただ曇っちゃってるだけ・・・。
早くそのスイッチ押して、ぶっとばしゃいいんだ、爆音で頭クリアにしてよ、爆発の煙の吹き去ったあとに残るそれだ、必要なもんはまさにそれだ、焦げた箱に入ってるそれだ、鍵なんかいらねぇー高級な箱の中身、タッチセンサーなんか越えた未知のロックがかかったその箱。ただどこに置いたか忘れちまってたその箱。
ぶっとばしゃいいんだって、爆発だ、燃やしちまえ、いらんものなど、本物を手にするためなら、燃やして失え、得る物はでかい、燃やせ、ぶっとばせ。
はやく火をつけろってんだ、爆発した光が大気に舞う、そんなアカルイミライが見えるはずだ。眩しすぎて見えない先にある焦げて真っ黒で暗い色の箱、中身だほしいのはその中身、大丈夫だ、中身は傷などない全てはその箱が傷ついただけ、なーもういいじゃん、破壊ほど物事を明らかにするものはない。
テロリストは自分の命を捨て、それを証明しようとする、光になる気だ。光ってなんだっての、闇は存在価値ねぇのか?って、いくら影が自分より大きくて顔がねぇからって恐れることはねぇじゃん、影は光と生きてる。真っ暗な世界でいったい何を見ようってんだ、そんな俺は理不尽にみようなんて思わない、ふれるもの、聞こえるもの、そうだから言葉、真っ暗な闇に届く言葉をとらえるために耳をすます、冷たい闇を暖めるものにふれる手。