Kinski 金好きぃ?

here-there2005-11-19

リンカーンでまっちゃんが、ペリーの日本で始めて覚えた言葉はあなたが好きっといってる裏で、シアトルじゃなんだか今晩も不思議なことが、謎のアジア人の集団がバスとバンで海沿いの道路に下ろされ、みな好き勝手に散らばっていく、ハタからみたらこれは工作員に違いない、サンクスギビングになにかテロのようなものを起こすためにそれぞれの任務をこなすために散らばる。
うちの工作団はまず、パタゴニアで寒気対策のウェアを探すが、イマイチ。むしろ近所のARMY NAVYの方があからさまに実用的だ、でも完全に怪しい。向かう一行はゼブラクラブへ、ここはシマウマの肉やら毛皮をワシントン条約に反して売ってる店ではなく、オーナーの独断と偏見でチョイスされた、ウェアが売っており、皆、気に入ったブツを発見するが、金銭トラブルで保留。でもなぜか、人間のためのディーゼルことレッドブルを一本購入。
お次は金銭トラブルとは無縁なノードストームラックなんていう要塞じみた名前のビルへ、地下には、なんともセンスの外れた変装服が並び、アクション映画の撮影も可能だ、一階にはおそろしげな、黒いガードマン、金属探知機に見せかけた、万引き防止装置がある、ここで隊員二名が夜をこすために絶好のブランケットを見つける、赤髪の隊員は破格のコロンビアダウンを購入。
その後は夜の戦に備えて焼肉へ、昼間からビールなどに手を出し良い気分、きっとあの店員のID確認なしは、俺を油断させてべろべろにする気だったな、だったらもっとビールを安くしろ。世界のSAPPOROといいつつも負けじと寒い街だ。キムチの大群に紛れて、ポテトサラダが盛られている、毒が盛られているんじゃないか?ぐらいに甘さでカバーされている、ますます怪しい。が、しかし、死亡者ゼロ。
二手に別れ、うちの団体は、ゲイストリートと有名なブロードウェイへ。ディスクやらレコードを漁りにいった。数々の有名人のレコードが並ぶなか、粘って本物を探す、この場でほとんどの時間を使い果たした。なんとかブツを選び抜いた、途中尿意に襲われ隣のジャックインザボックスへ駆け込む、が、なんと先客が、あれはきっと刺客だ俺に失禁させるために演技をしていたに違いない、昼間からトイレに15分以上立てこもるなんて非常事態だ、もしや俺もどこかで便意促進物質を盛られたのかもしれない。ノックしたがうめき声に似た英語しか聞こえてこない、これは8ヶ月の訓練も通用しないほどの高度な英語だ。諦めカフェにいく、サブウェイにいくが刺客が邪魔をする、最後の手段とて、アナーキーな店でやっとこさ済ます、と他の隊員達もつれづれと便意を。
ジミヘンの像のとこで写真をとった、撮られたという感じで、証拠写真を残してしまった不覚。そしてGAPなどをまたいで、アジア街へ、遅れながらも合流。故郷の味を買い漁りホームシック的な病の薬を購入、精神的トラブルへの対処だ。
海沿いへいくと、ナンシーこと、真岡のドブネズミが、怪しげなおっさんに口説かれていた、もう少し早く着ければこんなことにはならなかったのに・・・。