石の上の孤独

here-there2005-12-13

孤独になればなるほど、異性を必要とする気がする。人と繋がりたくなる、できるだけ強く、孤独が強ければ強いほど、強く繋がっていたいと思う。時にその引力は孤独なものを引き寄せる、やさしくさせてくれる。
素直にやさしくなれないのはきっと自分が大事だから、それをきつく締め付けどこかへ行かないように引きつけているせい。まぁ結局首をしめるのと一緒だ、自分にも相手にも首輪をしたとこで大分窮屈な生活だな。
首輪したらまぁ遠くで泣いてる鳥の声は聞こえやしない、まして、自由を楽しむ力を鈍らせてしまったら、機械のごとく、オイルばかり欲しがる体になるんだろう。そんな体に首輪なんていらん、どこもいかないし、おもしろみもない、スイッチ一つで生きるか死ぬかそれだけ。
そりゃ原っぱにはキレイな花も生えてるし、気付けばジャングルかもしれん、地球の孤独が呼び合う、世界でその声を聞き取れるのか。
世界のどんな美しい音楽より心に響くその声が。
時に電波に乗って聞こえ、文字に化け、ソニックブームに乗って鼓膜を揺らすその声。
きっとフリーモントの守り神ことトロールもきっとこんな気分だ、だから這い出そうと目を輝かせてる。