洗濯

明日は洗濯の日と、思ったまま、気付けば寝ていて、起きれば黒い雨でも降るのかと思うほどの雨。
体を動かすのはいいかもね。不眠にはランニングって話を聞いたこともあった。ストレスのない生活と肩の力を抜いた日々は眠りすぎてしまう。
街を歩きながら、見る人々の人生を想像する。
あの恋人達はどう知り合って、どう愛し合ってるかとか、アメリカでみた人々なんか、この人の幸せはなんなのだろう?とか何が彼を変えてしまったのだろう?とか人にシンクロして何か考えるというのはもの凄いエネルギーを使う。
やっぱり何をやるにも気を抜くと過剰なのです、どぎついのです。
生死から静止して静思と制止し己を制し、生死。人間はシンプルに生死しかない。そして99%生を選択する。
1%に懸けるという行為によって奇跡は起きるのだ。
芥川龍之介の遺書には
ぼんやりとした不安。
とだけ残されていた。インマイスキンというフレンチ映画のテーマも、自己の内面なる衝動と自傷、発狂する前に、どうにか、どうにかと生きる姿は美しい。