五分

メメントって映画は五分後には記憶をなくしてしまう主人公の話。
過去のことは不確かで、忘れることもできるし。過去が変わらないから、気付くと人間は好都合に解釈してしまうという心理をついた映画。
ここ二年程で、絶対に言ったことへの責任とか筋っていうのを通す人間になろうと思い。
自己分裂気味の理性が本能と話した時に、これは過去の自分、例えば五分前の自分が常に責任をとるように過去に見た標準を外さないように、問いかけてきて、葛藤する男の話があったら面白いなと、映画好きな連れと話したら面白いねって事になった。
クラブに久々にいきました。スヌーザーはいいね。まさかカサビアンストロークスも、レディオヘッドなんかcreepだぜ。それに最後の最後でプライマルのカントリーガールまでたまらない選曲。
椎名林檎が良いと昨日も言いましたが、ギャンブルを歌う彼女の声が、涙を誘うほど良い。偽りのないトーン。ええ凄く敏感なんです。トーンだけで泣けます。耳はさておき、感覚を済ますと、感受性が開きすぎて疲れるので滅多にオンにはしませんけど。勘も冴えるし、まぁ色々と感じるのです。
だから日々排便するように物を書いてしまう。
でもホントは感受性がオンでいられる居心地の良さを求めているんだよな。