the shins

十年以上前に大好きなNirvanaを発掘したシアトルのレーベル、サブポップの社長が数年前にみんな聴いてもらいたいバンドがいるって紹介していたのが。タイトルのバンド。そんな話を夢に抱いてアメリカへ行ったのは二年前の春。
シンズのアルバムを当時買って、良いポップだなぁって。その後クロコダイルでみた。キンスキーもトーマスロージーも最高でした。
そんな中、この冬新譜がリリースされて、彼女と別れ、親友にも裏切られヘヴィな気分なまま作られた今作は、ビルボードのトップ10入り。
今作はかなり良いよ。こんなにやさしくてポップな音を鳴らすなんてね。伸びていく声や、キラキラした音の粒がリラックスさせてくれる。
何度も聞ける名盤になりそうです。
友人にあげたUSインディーの詰め合わせを作りながらも、音楽を心から愛してるような曲ばかり聞こえてきて、たまりません。
君が海の風景ならば、僕は傾きかけた舟、ありとあらゆる希望の対象を乗せているんだ。
という歌詞に現れてる感情と言葉が胸を打ちます。やたらとこの人の描く言葉が響く。