拡大と縮小

ある意味の恐れ。
この平穏。嵐の前の静けさのよう。
何かの拍子に、全てを飲み込むような、黒い塊の気配。
それを遠ざけるために大切なものを瀕死にさせ、抑え殺した感情の余波。
いつくるのか、暴走と覚醒。これはとてつもない静かな暴走。
暴走のエネルギーをある種の抑制に全て注いでる。破滅と背中合わせ、背に冷たい手。
失う事への恐れ。
離人感、というのか、もう一人の自分がいて、面倒な日常を演じるかのように、こなさせてる。
今、もう一人がドアをノックしたかのように。
蠢いた気がした。
これは死という感覚。自分を殺し、他の誰かに乗っ取られてしまうような感触。
俺の願いは。
彼女に永遠の愛なんてない。といった悲しい心に僅かでもいいから彼女に光を感じて欲しい。
少し頭が痛い。
今日は寝る前に瞑想してみよう。