濡れた砂

レッチリのSTADIUM ARCADIUMはジョンのソロを聴きかなり期待してた。インタビューでアンソニーは無防備な状態になって自分の壁を壊して周りの全てに開き受け入れそこで世界に対して自分がどんなアイデアを与えようかを知ろうとした。ジョンもノートに自分の考えてることを書き真剣に考える事にヒーリングを見い出し、今まで自分の壁を作り出した人間関係においての出来事は昔のガールフレンドや親友が、何故あの時壊れてしまったのかってことを、彼らの視点に立ち理解しようとして向き合い、自分にもあの時の彼らにもそして痛みのある過去にも、その結果それらを許し、愛し、自分自身も愛せると。とインタビューからわかるように自由から生まれる内面の探求から生まれたアルバムの曲。しなやかでやさしく大きく力強い、安らいだ呼吸をさせてくれるアルバム俺にとってインタビューの時点で共感してたしそれでいて今の状態にハマってる。アンソニーがソウルの部分でシリアスにコネクションを感じた女の子に出会ったなんていうほど中にはソウルメイトに対して書いたような愛に溢れる歌詞もある。今の俺にほんとに意味をもつ数曲はDani California, Snow,
C'mon Girl,Wet Sand, Hey, Tell Me Baby, Hard To Concentrate, 21st Century, She looks To Me, If, Make You Feel Better, So Much I, Turn It Again 今回最高のアルバムである。昔のファンクを求めるんじゃなくて、レッチリを求めるなら今、これ以上はない。